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モンタージュと作曲

  • 作曲の方法みたいなもののひとつとして、映画で使われるモンタージュの理論を参照することがあって、2つの違ったシーンを配置することで第3の意味を生み出すという要旨だけど、この理屈は映像というより脈絡に関係してくる。

    普通はコードが展開したりパターンがチェンジしながら曲が進行することが多いけど、そういう「音楽的な」規則によらず、2つ以上の異なった部分の配置によってシークエンスを生み出す。第3の意味(意味するもの)はやはり音楽的な変化として現れてくるような。

    何年か前の「サテライト予告編」という曲は、実際の短編映画を観ながら、その内容ではなく脈絡をメモったものをもとに作ってみたもので、例えば(→セリフの繰り返し→沈黙→回想→セリフの繰り返し→モノローグ→シーンの断片→)。

    場面の転換に似たこのやり方は録音されたメディアという特性を使った方法のひとつだと思うけど、録音より先へ行くと、AIのように、音声データも作り出された数値になるばかりでなく、その関与には見えない作用が及んでくるため、もはや人間だけで完結できないという感じが。

    (2019年5月27日 Twitterより)

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